オープンウェイトモデルは、学習を終えた AI のモデルの中身にあたる数値(重み。英語で weight)を、作った会社が公開しているものです。ファイルを取り込めば、自社のパソコンやサーバーで動かしたり、自社の文書で追加の学習(ファインチューニング)をしたりできます。ChatGPT や Claude のように、サービスとして使う AI の多くは、中身を公開していません。
例として、OpenAI は gpt-oss-120b と gpt-oss-20b の 2 つを公開しています。OpenAI の説明では、小さい方の gpt-oss-20b は 16 GB のメモリで動きます。使ってよい条件(ライセンス)は Apache 2.0 です。Google の Gemma も、重みが公開されたモデルです。Google は、責任ある使い方の範囲で商用利用を認めるとしています。
同じ「公開」でも、使ってよい条件は製品ごと、版ごとに違います。Gemma の場合、Gemma 4 は Apache 2.0 です。それより前の Gemma には、Google が定めた利用規約と、禁じる使い方の決まりが付いています。仕事で使う前に、使う版のライセンスで、商用で使えるか、作ったものを配ってよいか、禁じられた使い方は何かを確かめます。
重みが公開されていても、学習に使ったデータまで公開されているとは限りません。「オープンソース」と似た言葉ですが、何が公開されているかはモデルごとに違うので、言葉だけで判断しないようにします。