AI のロールプレイは、AI に特定の立場の人を演じさせ、その人ならどう受け取るかを確かめる使い方です。年齢、仕事、パソコンの得意さ、やる気などを設定し、試作の画面や提案の文書を見せて、感想や評価を書かせます。本物の利用者に見せる前に、明らかな穴を見つけるのに役立ちます。
当社が業務のアプリの試作で使ったときは、立場の違う 4 人の役を別々に評価させ、点数と理由をセットで書かせました。抜け道を探す観点を入れたところ、入力の欄に一言だけ書いても保存できてしまう穴が見つかりました(試作を AI の役で確かめた記事)。
気をつけたいのは、AI の役の言葉は、AI が作った架空の意見だという点です。もっともらしく聞こえても、本物のお客様の声ではありません。社内で案を絞る材料として使い、決めるのは人、最後は本物の利用者で確かめます。