ダミーデータは、実際の業務の表と同じ列の並びで、値だけを架空にして作ったデータです。AI で何ができるかを試すとき、研修の実演、システムの試作の確認など、本物のデータを使う必要がない場面で使います。本物のお客様の情報や取引の金額を AI に渡さずに済みます。
作るときは、列の並びや値の範囲を本物に似せると、試した結果が本番に近くなります。一方で、会社名や人名をそれらしく作ると、実在の名前と重なることがあります。当社が研修用に作ったときも、架空のつもりの会社名が、当社の実在のお客様の社名と同じだったことがあり、配る前に差し替えました。名前は「顧客A」「C-001」のような記号にするか、社内の顧客の一覧と照らしてから使います。
ダミーデータであることは、データの説明書やファイル名に書いておきます。後から誰かが本物と取り違えないようにするためです。研修用に作った架空のデータの件数と列の例は、名前と金額を伏せる手順の記事で紹介しています。