マスキングは、資料の中の個人名、会社名、電話番号、金額などを、記号に置き換えたり消したりして、元の値が分からないようにすることです。AI に社内の資料を読ませる前に、その作業に要らない情報を渡さないために使います。
やり方は、まず AI に何をさせるかを決め、要らない列や段落を消します。残す名前や番号は「顧客A」「品目01」のような記号に置き換え、同じ相手には同じ記号を使い続けます。どの記号が誰かの対応表は、AI に渡さずに手元に残し、AI の結果は人が元の名前に戻してから使います。
名前を伏せても、業種と地域と時期の組み合わせなどで相手が分かることがあります。伏せる前に、どの AI のどの契約で使うかと、その情報を預かった目的の範囲に入るかを確かめるのが先です。なお、個人情報保護法の「仮名加工情報」は法律で決まった別の考え方で、ここでいうマスキングとは同じではありません。手順の詳細は、名前と金額を伏せる手順の記事にまとめました。