Budget(予算)、Authority(決裁の権限)、Need(必要性)、Timeline(入れる時期)の頭文字です。営業の担当が、この商談をどこまで進めてよいか、次に何を伺うべきかを考えるときの物差しとして使われます。4 つのうち、どれが分かっていてどれが分かっていないかを確かめ、分かっていないことを次の打ち合わせで伺います。
使うときは、4 つを順に問いただすような聞き方を避けます。初めて会った相手に予算と決める人を立て続けに聞くと、相手の方は試されているように感じることがあります。困りごとのお話を伺う中で、どのくらい困っているか、いつまでに何とかしたいかを、自然に確かめていくものです。予算そのものを答えにくいときは、過去に似た投資をしたときの金額の感覚を伺う方法もあります。
当社は、BANT の 4 つに、ほかの選択肢(他社・自社で作る・今のまま)と進めやすさを足した 13 の項目で、聞き取りが足りているかを数えています。足りないまま提案書を書くと、誰に向けて、どの桁の金額で書くのかが定まらないためです。