人は「www.example.co.jp」という名前でサイトを開きますが、通信には IP アドレスという数字の住所が要ります。DNS は、名前と住所を結び付ける電話帳の役目をします。ドメインの管理の画面などで、サイトはこのサーバー、メールはこのサーバー、という向き先を書いておきます。
サイトやメールの引っ越しで書き換えるのは、主にこの DNS の設定です。書き換えても、世界中の仕組みに行き渡るまでに時間がかかるため、切り替えの日は、古いサーバーと新しいサーバーの両方が使われる時間ができます。メールの届け先を決めるMX レコードや、送信元の認証の SPF・DKIM・DMARC も、DNS の設定の中に書きます。
DNS の設定を書き換える前には、今の設定を写しておきます。消した行が分からなくなると、メールが届かなくなったときに元に戻せません。