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用語集

ソブリン AI(データを自社・自国の管理下に置く AI 基盤)とは

要点よみ: そぶりんえーあい

AI を動かす設備やデータの置き場所、操作の権限を、自国や自社の側で決めて管理できるようにした AI の基盤。

ソブリン AI の「ソブリン」は、主権という意味です。NVIDIA は 2024 年 5 月の解説で、国が自国の設備・データ・働き手・ビジネスのつながりを使って AI を生み出せる力を、ソブリン AI と呼んでいます。もとは国の単位の言葉です。一方で Google Cloud は、政府や企業がデータの置き場所と管理者の操作を自分の側で決められる AI の仕組みを、ソブリン AI の名前で案内しています。

クラウドを使わないことと同じではありません。Google Cloud は、公開のクラウドの中でも、データを選んだ地域に置いて動かさない設定を用意しています。管理者の操作を記録し、決めた条件で絞る設定もあります。そのうえで、自社の建物の中に置く形や、インターネットから切り離して動かす形も選べるとしています。クラウドかどうかより、置き場所・見られる人・運用の決まりを使う側で決められるかどうかで考えます。

自社で AI の設備を持たない会社でも、同じ問いは AI のサービスを選ぶときに使えます。契約の前に、次を確かめます。

  • データがどの国や地域に置かれるか
  • 提供元の誰が、どんなときにデータを見られるか
  • やめるときにデータを持ち出せるか(ベンダーロックイン)
  • 操作の記録が残るか(監査ログ)

当社の AI伴走支援では、データは御社が契約するアカウントの中に置き、当社は作業に必要な範囲だけアクセスします。