不適合が起きたとき、目の前の不備を直すだけでなく、なぜ起きたかを調べ、その原因を取り除くのが是正処置です。不備をその場で直す処置(修正や応急処置)とは分けて考えます。例えば、仕様書に変更を反映し忘れて違う機能を作ったなら、成果物を直すのが修正、変更を受けたら仕様書を直して確かめる手順を作るのが是正処置です。
是正処置は、決めて終わりではありません。処置のあと一定の期間、同じ不適合が起きていないかを見て、効き目を確かめます。効き目が無ければ、原因の分析からやり直します。同じ原因がほかの仕事にも無いかを確かめて対策を広げることを、水平展開と呼びます。
処置の計画には、原因、処置の中身、担当、終える日、効き目の確かめ方を書きます。確かめ方を先に決めておかないと、処置が終わったあとに、効いたかどうかを判断できません。
当社の手順書では、重大以上の不適合について、処置のあと 30〜60 日のあいだ効き目を確かめる決まりにしています。流れは社内のミスの記事にあります。