掛けで売る取引では、商品を渡したり作業をしたりしてから、代金を受け取るまでに時間があります。その間の未回収の額(売掛金)を、取引先ごとにいくらまでなら認めるかを決めたものが与信限度額です。上限を超える注文を受けるときの対応(前払いをお願いする、支払いの条件を変える、など)も、先に決めておきます。
限度額は一度決めて終わりではなく、取引の実績や支払いの遅れの有無を見て見直します。営業が受注の場で限度額を知らないと、上限を超えた約束をしてしまいます。限度額は取引先の情報として、営業と経理が同じものを見られる場所に置きます。
限度額を決めるときは、取引の年数、これまでの支払いの様子、1 回の注文の大きさを見ます。新しい取引先は小さめの額から始め、取引を重ねながら見直す決め方もあります。
当社の経営ダッシュボードでは、与信限度額を経理が使う顧客の項目として設計しました。考え方は顧客と案件の記録の記事にあります。