営業を、見込み客を見つける段から受注のあとまで 5 つに分けると、当社が AI と仕組みに任せている作業は、どの段でも下書き・記録・点数付けの側に集まります。送るかどうかの判断、金額や日付などの約束、初めての相談の対応は、人が持っています。当社(ドットシンク株式会社)は、代表の私と社内スタッフ 3 名の会社です。
当社は営業を 5 つの段に分け、どの段でも AI が作ったものは人が確かめてから外に出しています
段は「見込み客を見つける」「連絡する」「商談する」「提案する」「受注のあと」の 5 つです。
- 見込み客を見つけるサイトに届いた問い合わせと閲覧の記録を 1 人ずつまとめ、13 の行動に点数を付ける
- 連絡する打ち合わせのお礼メールは AI が下書きし、宛名と約束を確かめて代表が送る
- 商談する録音の文字起こしから AI が議事録をまとめ、誤変換と金額は人が確かめる
- 提案する本文を書く前に、聞き取りが足りているかなど 7 つの項目を AI と 1 枚のシートに書き出す
- 受注のあと申込みが来た方へのステップメールは自動で止まる。失注の理由は聞けていないものがある
当社の記録(サイトの設定、議事録、提案書の作業メモ)から作成。2026 年 10 月 4 日時点
見込み客を見つける段では、問い合わせをサイトの中に集め、13 の行動に点数を付けています
当社のサイトは 2026 年 9 月 29 日に作り直して公開し、3 分で見積もりが出るページと、30 分の無料相談の予約を置きました。
申込み・相談の予約・お問い合わせ・資料請求はサイトの中に集め、1 人の方の閲覧から問い合わせまでを続けて追えるようにしました。集め方は少人数で始めるインサイドセールスの記事に書いています。集めた方には 13 の行動ごとに点数を付けていて(リードスコアリング)、ルールの全部は13 のルールを公開した記事にあります。
まだ手を付けていないこともあります。フォーム営業(相手の会社の問い合わせフォームから案内を送る営業)は、当社の営業としてはまだ送った件数の記録がありません。営業リストを作るときに確かめる法律のことは、営業リストと法律の記事にまとめています。
連絡する段では、お礼メールを AI が下書きし、私が確かめて送っています
打ち合わせのあとのお礼メールは、AI が下書きを作り、私が確かめて送ります。下書きの材料、私が直した箇所、送った時刻の記録はお礼メールをその日のうちに出す手順の記事に、送る前に見る 9 つの点は送る前の確認表の記事にまとめました。名刺からのメールを以前は Zoho CRM Plus と ChatGPT でつないでいた経緯は、名刺の管理を CRM に移した記録にあります。
サイトから届いた方に送るステップメールは 7 通を用意しましたが、2026 年 10 月 4 日の時点では止めています。送る日と、動かす前に残っている準備はステップメールの記事に書きました。
問い合わせへの返事も、AI に自動で送らせてはいません。9 月に問い合わせを 11 日見落としてから、毎朝 AI に返信漏れを洗い出させる形にしました。経緯は問い合わせへの返信を下書きまでにしている記事に、反響が届いてからの動きは反響のあとの 48 時間の記事に書いています。
商談する段では、録音から AI が議事録をまとめ、誤変換と金額を人が確かめています
商談や社内の打ち合わせの録音は、自動で文字起こししてから、AI(Claude)が議事録にまとめます。誤変換や単位の崩れた金額は、議事録の末尾の「要確認」の欄に AI が並べ、その欄を人が元の記録と照らして直します。欄の作り方、決まったことに付ける確度、記録の置き場所は商談の記録の記事にまとめました。
提案する段では、本文を書く前に 7 つの項目を 1 枚の表に書き出しています
提案書は、いきなり本文を AI に書かせません。先に、聞き取りが足りているか、誰が決めるか、何と比べられるかなど 7 つの項目を 1 枚の表に書き出します。この表も、聞き取りの記録をもとに AI に下書きさせています。聞き取りが 100 点満点で 60 点に届かなければ、本文を書かずにもう一度お話を伺う決まりです。7 つの項目と、実際に採点した例は提案書の下書きの記事に載せました。
申込みや相談の予約が来た方には、ステップメールを自動で止めています
申込みや 30 分相談の予約が来た方には、ステップメールが自動で止まるようにしています。配信停止のリンクを押した方にも、それ以降は送りません。
AI に任せるかどうかは、被害の大きさ・取り消せるか・信頼に関わるかの 3 つで決めています
Zoho の導入事例の取材で、私は「重要なのは『AI にすべてを任せる』のではなく、『人間が AI をツールとして活用する』というバランスです」と話しました。当社では、被害の大きさ、取り消せるかどうか、信頼に関わるかどうかの 3 つで線を引いています。営業の作業ごとの表と、「何でもできます」と伝えて期待だけが上がった振り返りは、AI に任せる作業と人がやる作業の線引きの記事にあります。
社内で回すには人手が要り、外に頼む場合は営業外注化(月額 20 万円・税別)があります
社内で回すには、名刺の登録、メールの文面づくり、届いた返事の確認をする人が要ります。当社は 2026 年 9 月に、私と社内スタッフで作業を分ける形を決めたばかりで、運用の記録はまだありません。
外に頼む場合の一つが、当社の営業外注化です。月額 20 万円(税別)で、最初の 6 か月は契約期間です。名刺へのお礼、メルマガ、フォーム営業を、当社が御社に代わって送ります。中身は当社自身の営業で使っている仕組みですが、お客様の営業を代行した実績は、2026 年 10 月時点でまだありません。含まれるものと比べ方は内製と外注の記事に、想定のモデルケースは事例のページに載せています。
見込み客を集めて点数を付ける仕組みそのものを、御社のサイトに作るAI顧客管理マーケティングシステム構築もあります。30 分の無料相談では、御社の営業のうち、最初に AI や仕組みに任せるならどの作業かをお伝えします。



