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コラム

30 名までの会社の AI 営業で、AI に任せる作業と人が持つ作業

この記事の要点

営業を 5 つの段に分けると、当社が AI と仕組みに任せているのは、下書き・議事録・見込み客の記録と点数付けです。送るかどうか、金額や日付の約束、最初の相談の対応は、どの段でも人が持っています。フォーム営業のように、まだ手を付けていない作業もあります。

営業を、見込み客を見つける段から受注のあとまで 5 つに分けると、当社が AI と仕組みに任せている作業は、どの段でも下書き・記録・点数付けの側に集まります。送るかどうかの判断、金額や日付などの約束、初めての相談の対応は、人が持っています。当社(ドットシンク株式会社)は、代表の私と社内スタッフ 3 名の会社です。

当社は営業を 5 つの段に分け、どの段でも AI が作ったものは人が確かめてから外に出しています

段は「見込み客を見つける」「連絡する」「商談する」「提案する」「受注のあと」の 5 つです。

当社の営業の流れと、AI や仕組みに任せている部分
  1. 見込み客を見つけるサイトに届いた問い合わせと閲覧の記録を 1 人ずつまとめ、13 の行動に点数を付ける
  2. 連絡する打ち合わせのお礼メールは AI が下書きし、宛名と約束を確かめて代表が送る
  3. 商談する録音の文字起こしから AI が議事録をまとめ、誤変換と金額は人が確かめる
  4. 提案する本文を書く前に、聞き取りが足りているかなど 7 つの項目を AI と 1 枚のシートに書き出す
  5. 受注のあと申込みが来た方へのステップメールは自動で止まる。失注の理由は聞けていないものがある

当社の記録(サイトの設定、議事録、提案書の作業メモ)から作成。2026 年 10 月 4 日時点

見込み客を見つける段では、問い合わせをサイトの中に集め、13 の行動に点数を付けています

当社のサイトは 2026 年 9 月 29 日に作り直して公開し、3 分で見積もりが出るページと、30 分の無料相談の予約を置きました。

申込み・相談の予約・お問い合わせ・資料請求はサイトの中に集め、1 人の方の閲覧から問い合わせまでを続けて追えるようにしました。集め方は少人数で始めるインサイドセールスの記事に書いています。集めた方には 13 の行動ごとに点数を付けていて(リードスコアリング)、ルールの全部は13 のルールを公開した記事にあります。

まだ手を付けていないこともあります。フォーム営業(相手の会社の問い合わせフォームから案内を送る営業)は、当社の営業としてはまだ送った件数の記録がありません。営業リストを作るときに確かめる法律のことは、営業リストと法律の記事にまとめています。

連絡する段では、お礼メールを AI が下書きし、私が確かめて送っています

打ち合わせのあとのお礼メールは、AI が下書きを作り、私が確かめて送ります。下書きの材料、私が直した箇所、送った時刻の記録はお礼メールをその日のうちに出す手順の記事に、送る前に見る 9 つの点は送る前の確認表の記事にまとめました。名刺からのメールを以前は Zoho CRM Plus と ChatGPT でつないでいた経緯は、名刺の管理を CRM に移した記録にあります。

サイトから届いた方に送るステップメールは 7 通を用意しましたが、2026 年 10 月 4 日の時点では止めています。送る日と、動かす前に残っている準備はステップメールの記事に書きました。

問い合わせへの返事も、AI に自動で送らせてはいません。9 月に問い合わせを 11 日見落としてから、毎朝 AI に返信漏れを洗い出させる形にしました。経緯は問い合わせへの返信を下書きまでにしている記事に、反響が届いてからの動きは反響のあとの 48 時間の記事に書いています。

商談する段では、録音から AI が議事録をまとめ、誤変換と金額を人が確かめています

商談や社内の打ち合わせの録音は、自動で文字起こししてから、AI(Claude)が議事録にまとめます。誤変換や単位の崩れた金額は、議事録の末尾の「要確認」の欄に AI が並べ、その欄を人が元の記録と照らして直します。欄の作り方、決まったことに付ける確度、記録の置き場所は商談の記録の記事にまとめました。

提案する段では、本文を書く前に 7 つの項目を 1 枚の表に書き出しています

提案書は、いきなり本文を AI に書かせません。先に、聞き取りが足りているか、誰が決めるか、何と比べられるかなど 7 つの項目を 1 枚の表に書き出します。この表も、聞き取りの記録をもとに AI に下書きさせています。聞き取りが 100 点満点で 60 点に届かなければ、本文を書かずにもう一度お話を伺う決まりです。7 つの項目と、実際に採点した例は提案書の下書きの記事に載せました。

申込みや相談の予約が来た方には、ステップメールを自動で止めています

申込みや 30 分相談の予約が来た方には、ステップメールが自動で止まるようにしています。配信停止のリンクを押した方にも、それ以降は送りません。

AI に任せるかどうかは、被害の大きさ・取り消せるか・信頼に関わるかの 3 つで決めています

Zoho の導入事例の取材で、私は「重要なのは『AI にすべてを任せる』のではなく、『人間が AI をツールとして活用する』というバランスです」と話しました。当社では、被害の大きさ、取り消せるかどうか、信頼に関わるかどうかの 3 つで線を引いています。営業の作業ごとの表と、「何でもできます」と伝えて期待だけが上がった振り返りは、AI に任せる作業と人がやる作業の線引きの記事にあります。

社内で回すには人手が要り、外に頼む場合は営業外注化(月額 20 万円・税別)があります

社内で回すには、名刺の登録、メールの文面づくり、届いた返事の確認をする人が要ります。当社は 2026 年 9 月に、私と社内スタッフで作業を分ける形を決めたばかりで、運用の記録はまだありません。

外に頼む場合の一つが、当社の営業外注化です。月額 20 万円(税別)で、最初の 6 か月は契約期間です。名刺へのお礼、メルマガ、フォーム営業を、当社が御社に代わって送ります。中身は当社自身の営業で使っている仕組みですが、お客様の営業を代行した実績は、2026 年 10 月時点でまだありません。含まれるものと比べ方は内製と外注の記事に、想定のモデルケースは事例のページに載せています。

見込み客を集めて点数を付ける仕組みそのものを、御社のサイトに作るAI顧客管理マーケティングシステム構築もあります。30 分の無料相談では、御社の営業のうち、最初に AI や仕組みに任せるならどの作業かをお伝えします。

AI営業の記事(39 本)

  1. 名刺交換と打ち合わせのお礼メールを、その日のうちに出す手順お礼メールは、打ち合わせの文字起こしと当日の資料を AI に渡して下書きさせ、宛名と約束を私が確かめてから送ります。2026 年 9 月 24 日は、10 時に始まった打ち合わせのお礼を 12 時 11 分に送りました。下書きにあった打ち合わせの回数と提案書の送付日は、私が直しています。
  2. 見込み客の点数の付け方と、当社サイトの 13 のルール当社のサイトは、再訪問の 5 点から申込みの 50 点まで、13 の行動に点数を付けています。合計 50 点以上をホット、20 点以上をウォームとし、10 分ごとに付け直します。どれも管理画面で変えられる初期値です。公開は 2026 年 9 月 29 日で、点数と受注の関係はまだ確かめていません。
  3. 営業メールの下書きを AI に頼むとき、送る前に人が見ること送る前に人が見るのは、宛名と同報の相手、回数・金額・日付の約束、相手の会社と制度についての事実、社内の言葉と下書きのメモの消し忘れ、広告・宣伝のメールにかかる法律の決まりです。確認表は、当社で AI の下書きを直した箇所と、過去の失敗から作りました。
  4. 問い合わせの返信は自動で送らず、AI に下書きまでを任せる問い合わせへの返信は、AI に下書きまでを任せ、送るのは人にしています。AI には毎朝、届いたメールと送ったメールを突き合わせて返信漏れを洗い出させ、返信の下書きには「送る前に確かめること」を添えさせます。2026 年 9 月に問い合わせを 11 日間見落としたあと、この形に変えました。
  5. 営業の作業を「AI に任せる」と「人がやる」に分ける表営業の作業は「間違えたときの被害」「取り消せるか」「相手の信頼に関わるか」の 3 つの問いで分けると、AI に任せる範囲が決まります。当社は、下書き・洗い出し・材料をそろえる作業を AI に任せ、送る・金額を決める・約束する作業を人に残しています。決めた線は、AI が使える操作を絞ることで、仕組みとしても守っています。
  6. 議事録を AI で作る前に決める、商談の記録の置き場所と確かめ方議事録を AI で作る前に、記録を置く場所と、誰が「要確認」を確かめるかを決めます。当社は、打ち合わせの録音の文字起こしを AI(Claude)に渡して議事録の下書きを作らせ、誤変換や単位の崩れた金額は「要確認」の欄に集め、決まったことには確度を付けて、お客様ごとのフォルダに置いています。
  7. 過去の提案書を AI に読ませ、次の提案書の下書きを作る手順提案書は AI にゼロから書かせず、書く前に 1 枚の設計表を作り、会社の情報・過去の提案書・今回の打ち合わせの記録を読ませて下書きを作らせます。下書きは人が読んで作り直すかを決め、最後に社内の言葉・数字・事実を、言葉の検索と頭からの読み直しで確かめます。どのくらい時間が短くなるかは、当社では測っていません。
  8. 少人数でインサイドセールスを始めるときに先に決める 3 つのこと少人数のインサイドセールスは、人を増やす前に、見込み客の記録を集める場所、連絡する順番の決め方、誰がいつ連絡するかを決めれば始められます。当社は 2026 年 9 月 29 日に公開したサイトで、フォームと閲覧の記録を 1 人 1 行にまとめ、13 の行動に点数を付けています。連絡するのは人で、仕組みが受け持つのは記録と点数付けまでです。
  9. 営業リストを AI で作る前に確かめる、メールと個人情報の決まり広告や宣伝のメールは、原則として同意を得た相手にしか送れません。名刺で受け取ったアドレスや、サイトで公表されたアドレスには例外がありますが、送り手の表示と、断った相手に送らないことはどの場合も必要です。AI に集めさせた連絡先は個人情報の取得にあたりうるため、利用目的の公表も確かめます。
  10. AI 営業を自社でやる場合と外に頼む場合に要るものと、費用の比べ方比べるのは、毎月どれだけの相手に連絡するかと、文面を確かめて送り、返事に応じる時間を社内で持てるかの 2 つです。費用は、担当の方の時間、道具の利用料、文面を確かめる時間を足して、外に頼む場合の料金と並べます。当社の営業外注化は月 20 万円(税別)で、最初の 6 か月が契約期間です。お客様の代わりに送った実績はまだありません。
  11. 反響が届いてから提案までの 48 時間に当社がしたことお約束している期限は 2 つです。相談の日時は 1 営業日以内に確定し、お問い合わせには 3 営業日以内にお返事します。2026 年 9 月の紹介の例では、打診から約 6 時間後に日程の候補 3 つ・事前の準備のご案内・見積書を 1 通で送り、48 時間に 12 分足りない時間でご依頼が決まりました。
  12. 初めての商談の前に、相手の会社を AI に調べさせて確かめる手順商談の前の下調べは、AI に相手の会社の公式サイトと公的な法人の情報を読ませ、事実・推測・未確認を分けた報告にさせます。人は、出典の新しさと、公的な登録と公式サイトの食い違いを確かめ、未確認の項目を当日に伺う質問に変えます。報告の推測を、相手の会社の評価として当日に話すことはしません。
  13. LINE の配信ツールと顧客管理(CRM)を比べた資料と、選ばれた別の方法LINE の配信ツールはお客様と話す窓口で、顧客管理(CRM)は社内で対応の記録とやることを持つ台帳です。どちらを先に入れるかは、入力の手間と、探す・聞く・確かめる手間のどちらが大きいかで決めます。2026 年 4 月の相談では、お客様は道具を足す代わりに、確認の作業そのものを減らす方法を選びました。注文の変更を QR コードで受け付ける方法です。
  14. 補助金を使う前提の提案書に書くことと、判断の期限の決め方補助金を使う前提の提案書には、4 つのことを書きます。制度の正式な名前、申請するのはお客様であること、採択されなかったときの扱い、補助金を使う日程と使わない日程です。補助率や上限は、申請の直前に公募要領で確かめ直すと添えます。お客様の判断の期限は、申請の締め切りから書類づくりの日数を引いて決めます。
  15. 1 回の打ち合わせから 10 件の提案を拾い、5 件の見積もりにまとめた記録打ち合わせ 1 回の議事録を AI に読ませ、宿題・決まったこと・課題の欄から、必要な提案を 10 件拾いました。期限を言われた宿題を最優先にしました。前に出した提案書と重なるものは作り直しに回し、見積もりが要る 5 件を一式にまとめています。重なる案には、両方を契約しないよう書き添えています。
  16. 契約の前に動く試作を見せるなら、画面より先にデモのデータを直す契約の前に動く試作を見せるなら、画面より先に、デモのデータを相手の会社の今月に合わせます。2026 年 5 月、リフォームの会社様に見せる試作を確かめました。テストは通っていたのに、日付がすべて過去で、今月の数字が 0 でした。プレス加工の会社様の試作では、見せたい警報や在庫切れの状態を、データで 1 つずつ出しておきました。
  17. 決める方も予算も伺えていなかった初回の相談と、用意した 19 の質問初回の聞き取りが足りているかを 13 の項目で数えると、ある相談では、点が入ったのは 2 つだけでした。困りごとと、今使っている道具です。当社は正式な提案書を書くのを止め、分かっている範囲の概要と、次の打ち合わせで伺う 19 の質問を用意しました。点数は社内の記録にとどめ、お客様には出しません。
  18. 2 回目の打ち合わせの前に 1 枚にまとめる準備メモの項目2 回目の打ち合わせの前には、準備のメモを 1 枚作ります。欄は 8 つで、決めたいこと、出そうな心配への答え、お願いする宿題などを書きます。2026 年 6 月の学校様のメモは残っています。ところが、その日に何が決まったかの議事録は作っておらず、7 月の末まで気づきませんでした。
  19. システムを納めたあと、月額の支援に切り替える話で決めたこと作る仕事が終わったら、まず区切りの日を決め、それまでと、それ以降の支援の中身をお客様と合わせます。2026 年 7 月のフォークリフトの会社様とは、9 月末を区切りにしました。それまでは今の形でメールのやり取りを続け、10 月から有料の支援に移る方向です。支援のプランは、回数ではなく中身で書き直しています。
  20. 決める方に「費用」としか見えない提案を、組み直して合意をいただいた記録古い設備を直す提案は、決める方には、いつか起きる損失を避けるための費用にしか見えません。2026 年 8 月、学校様のネットワークの提案で、見積もりを削る代わりに、話の順番を組み直しました。来年度からの使い方を起点にする順番です。9 月 7 日の打ち合わせでは、3 つの案の真ん中の案で、対象の範囲を絞って合意をいただいています。
  21. システム開発の見積もりを、機能の一覧の行数で説明する考え方当社は、システム開発の見積もりを、機能の一覧の 1 行ずつで説明します。AI が作る時間より、人が動かして確かめ、直す時間の方が長くかかるので、1 行の金額はその確かめる手間で決まります。権限の種類と、ほかのサービスとのつなぎは別に数え、打ち合わせとやり取りの分は別の行で示します。機能が 1 行増えたら、着手の前に金額を確かめ直します。
  22. 作る前に「試す段階」だけを見積もる、最初の提案の組み方AI に写真を読ませる仕組みは、実物で試すまで、どこまで読めるかを約束できません。そこで、本番まで作る案とは別に、試す段階(PoC)だけの案を見積もりました。試す段階では、読み取りの正確さ、台帳のそろい方、毎日の手間を測り、本番に進むかを決める材料にします。
  23. 作業の現場で聞いた困りごとを、まず「調べる仕事」として提案する作業の現場で別の困りごとを伺ったときは、すぐに直し方を提案せず、まず調べる仕事を提案します。2026 年 3 月の学校様では、配線の全体を知る方がいませんでした。そこで、現地の調査、使い方のすり合わせ、構成の作り直しの 3 段にしました。決める方には、作業のたびに、うまくいかなかったことも含めて短く報告していました。
  24. お客様の担当の方が異動されるとき、後任の方に渡した支援の記録お客様の担当の方が替わるときは、これまでの経緯と成果を、後任の方が 1 回で読める記録にまとめて渡します。2026 年 3 月の引き継ぎでは、前任の方に経緯を話していただき、始めたときと今を同じ物差しで並べました。費用と契約の条件は、後任の方と最初の打ち合わせで決め直しています。
  25. 顧客管理の見本を 1 日に 4 案作り、顧客・案件・見積もりに絞った小さな会社の顧客管理は、お客様・案件・見積もりの 3 段のつながりから作ると、紙の台帳から移りやすくなります。2026 年 4 月 8 日、リフォームの顧客管理の相談で、画面の見本を 1 日に 4 案作りました。最初の 7 画面は多すぎ、一覧だけは少なすぎ、分析と営業の進み具合は要らないと分かり、3 段に落ち着きました。
  26. 要望が増えていく相談で、最初に作る範囲を決めた打ち合わせ打ち合わせのたびに要望が増える相談では、全部を一度に作る前提をやめ、お客様が「これだけでも効く」と言う部分から作ります。2026 年 4 月の事務所様では、期限と担当が一目で分かることと、期限の前の知らせを最初の範囲にしました。見積もりは、初めの費用と月々の費用の 2 本にすると決めています。
  27. 月々の支援の契約を、基本契約と個別契約の 2 枚に分けて結んだ記録月々の支援の契約では、秘密の守り方や権利の帰属など共通の決まりを基本契約に書きます。仕事の範囲・時間の上限・期間・支払いの時期は、個別契約に書きます。仕事が変われば、個別契約だけを結び直せます。2026 年 4 月に契約を読み返すと、個別契約の期間が切れたあとも仕事が続いていました。
  28. 提案書とは別に、社内の稟議に回る 1 枚の要約を作る打ち合わせでお会いした方が、決める方とは限りません。その方が社内で説明しやすいように、提案書とは別に 1 枚の要約を作ります。書くのは、今決める理由、やらない場合に続くこと、当社を選ぶ理由、心配と手当て、決めていただく期限です。測る前の効果の数字は、要約には置きません。
  29. 商談の段階の名前と、段階を進めるときに入れる項目を先に決める営業の進み具合を一覧にするなら、画面より先に、商談の段階の名前と、段階を進めるときに入れる項目を決めます。2026 年 5 月に再開した相談では、お客様の段階の名前と、前に当社が作った画面の見本の段階の名前がずれていました。名前はお客様の言葉にそろえ、次に進めるときは確度とメモを必ず入れる形がよいと考えています。
  30. 今の顧客管理のソフトから乗り換えるとき、最初の提案に書いた手順顧客管理のソフトを乗り換えるときは、今のソフトの契約の更新日を期限にして、それまでに「やめられる状態」を作ります。手順は、データを取り出す、整えて移す、しばらく両方を使う、更新に合わせて解約する、の 4 つです。最初の段階では、お客様と案件と問い合わせの管理に絞ります。
  31. 見積書と契約書で、支払いの時期と検収の決め方をそろえる作る仕事の支払いは、「いつ払うか」と「何をもって受け取ったとするか」をそろえて書きます。2026 年 9 月の見積書では、2 つの段階ごとに支払いの時期を決め、検収の判定の基準を 1 文で書きました。契約書のひな形を見直すと、検収の手続きと、途中で解約したときの費用の扱いが抜けていました。
  32. グループの 2 社のサイトの相談に、一括・段階・片方だけの 3 案を出した1 つの窓口から 2 社分の相談を受けたら、金額だけでなく「どの順に作るか」で案を分けます。一括で作る案、1 社ずつ作る案、1 社だけ先に作る案を並べ、それぞれで後回しになるものを 1 行で書きました。一括が安くなるのは、2 社でそろえる部分があるからです。お勧めは 1 つに決めて書き、選ぶための情報は最初の聞き取りで伺います。
  33. お客様から資料が届いたら、見立てと番号付きの質問で返すお客様から資料が届いたら、お礼だけで終わらせず、見て分かったことと番号を付けた質問をまとめて返します。プレス加工の会社様から注文のメールの見本を受け取った日は、仕組みにする利点を 4 つ、勧める順番、確かめたいことを 6 つ書きました。分からない単位は推測で埋めず、見立てを添えて質問にしています。
  34. 相見積もりで比べるときに、合計の金額より先にそろえる 7 つの行相見積もりは、合計の金額を比べる前に、同じ行がそろっているかを確かめます。そろえるのは、作るものの範囲、含まれないもの、頼む側がすること、数や時間の上限、作ったあとの月々の費用、支払いと解約、作ったものとデータの持ち主の 7 つです。「一式」の行は、中身を書き出してもらってから比べます。
  35. 名刺を交換してからの 1 週間に、日ごとにすることと、しないこと名刺を交換した日のお礼のあとは、約束したものを翌日までに送り、名刺の情報を確かめ、話に出た困りごとに関わる情報を 1 つだけ送ります。1 週間たったら、次の打ち合わせを持ちかける理由があるかで、次の一歩を決めます。理由がなければ、記録を残して追いかけません。
  36. 問い合わせの電話で最初に聞く 5 つと、その場で答えないこと問い合わせの電話では、最初に、どなたか(折り返す番号と時間)・何に困っているか・いつまでに・今どうしているか・何で知ったか、の 5 つを聞きます。金額や納期は、範囲が分からないうちは答えず、折り返す日を約束します。切ったら、聞いた言葉のまま記録に残し、その日のうちに確かめのメールを送ります。
  37. お客様に届いた補助金の案内について聞かれたときの返事の組み立てお客様に届いた補助金の案内について聞かれたら、まず誰が出した資料かを見て、制度の公式のページと公募要領で今の募集を確かめてから返事をします。返事には、使えそうな制度、使う場合の時期、資料の出どころを書き、判断の分かれ目を「いつ公開したいか」に置きました。確かめられなかったことは書いていません。
  38. 初めてのお客様への提案で、最初の 1 回を無料の短い回にしたAI を使ったことのない会社様への研修の提案で、最初の 1 回を、1〜2 時間の無料の導入の回にしました。その回で、AI に何ができるかを見ていただき、受ける方の慣れ具合と関心を伺います。有料の回の中身は、そこで分かったことで決め直します。組み合わせは 3 つにし、導入の回だけで終えることもできる形にしました。
  39. 写真の撮り直しの見積書に、準備していただくことと変わる点を書いた撮影のように、当日にお客様の手が要る仕事の見積書には、金額のほかに、準備していただくことを時期つきで書きます。会社のサイトの写真 28 点を撮り直す見積書では、準備していただくことを 7 つ、含まないものと追加の費用がかからない場合を並べました。28 カットまでは、絞っても金額を変えない形にしています。

よくあるご質問

AI 営業は、何人くらいの会社から意味がありますか?
当社は代表と社内スタッフ 3 名の会社で、この記事の分け方で自社の営業をしています。人数より先に、名刺・問い合わせ・送ったメールの記録を 1 か所に集めることから始めました。
AI 営業でも、AI に任せない作業はありますか?
あります。メールを送るかどうかの判断、金額・回数・日付の約束、引き合いが来たあとの最初の対応です。当社では、AI が作るのは下書きまでで、代表が確かめて代表の名前で送っています。
紹介している仕組みは、いつから動いていますか?
見込み客の記録と点数付けは、サイトを公開した 2026 年 9 月 29 日から動いています。毎朝のメールの点検は 9 月 30 日からです。ステップメールは、10 月 4 日の時点でまだ止めています。
営業外注化で、お客様の営業を代行した実績はありますか?
2026 年 10 月時点で、お客様の営業を代行した実績はまだありません。サービスの中身は、当社が自社の営業で使っている仕組みです。事例のページには、想定のモデルケースを載せています。

関連事例

出典・参考にした資料

  1. Zoho「ドットシンク株式会社導入事例 | Zoho CRM Plus」(代表 小野 隆士への取材記事)

この記事を書いた人

小野 隆士ドットシンク株式会社 代表取締役

システム開発会社の会社員、Web 制作の個人事業主、不動産営業、Web 制作会社の役員を経て、CRM 事業を軸にドットシンク株式会社を起業。自社の営業と事務の仕事に AI を使い、そのやり方を AI研修と AI伴走支援でお客様の会社に持ち込んでいます。デジタル庁 デジタル推進委員(2024 年 7 月任命)。

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