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コラム

検索の結果に出るページの題と説明文を、ページごとに決める

この記事の要点

ページの題は、何のページかを先に書き、会社名やサービス名は短く添えます。説明文は、誰に向けたページで、何が分かるかを、ページごとに違う文で書きます。Google は説明文をそのまま使うとは限らず、ページの中身から作ることもあるので、本文の最初の段落も同じくらい大事です。

検索の結果に並ぶのは、ページの題(タイトル)と、その下の短い説明です。検索した人は、この 2 つだけを見て、どのページを開くかを決めます。題には何のページかを先に書き、会社名やサービス名は短く添えます。説明は、誰に向けたページで、何が分かるかを、ページごとに違う文で書きます。

2026 年 4 月 16 日に、当社は業務の数字を集めるサービスの紹介サイトを作り始めました。トップと、部門ごとの 5 つのページです。作り始める前の決まりとして、すべてのページに題と説明文を付けること、ページごとに中身を表す言葉で書くことを決めました。この記事では、そのとき決めた形と、Google の文書に書かれていることを合わせて、書き方の手順にします。

検索の結果に出る 2 つの言葉

出る所 元になるもの Google の文書に書かれていること
題(タイトルリンク) ページの HTML の title 要素が主な元 ページの中身を表すように書く。どのページにも同じ長い言葉を入れない。会社名などは頭か終わりに短く
説明(スニペット) 主にページの中身。説明文(meta description)の方がページをよく表していれば、そちらを使うこともある 説明文の長さに決まりはない。検索の結果では、必要に応じて途中で切られる

説明文は、書いたとおりに出るとは限りません。Google は検索した言葉に合わせて、ページの本文から説明を作ることもあります。だから、本文の最初の段落も、説明文と同じくらい分かりやすく書いておきます。それぞれの言葉の意味は、用語集のタイトルタグ、メタディスクリプション、スニペットにあります。

当社がサービスの紹介サイトで決めた題の形

6 つのページの題の案は、すべて同じ形にそろえました。

ページ 題の形
トップ サービス名、区切りの記号、入力の仕方と、何が見えるようになるか、誰向けの道具か
部門ごとのページ(5 つ) 部門の名前を付けたサービス名、区切りの記号、その部門で何を管理するか

会社名だけの題が困るのは、ほかの会社のサイトでも同じです。3 月に、取引先の会社に売る 2 社のサイトを、公開されているページだけで点検しました。片方のサイトの題は「社名|ブランド名」だけで、何を作っている会社かが検索の結果から分かりませんでした。点検の記録は外から見える所だけでサイトを点検した記事にあります。

部門ごとのページでは、区切りの記号のあとに、その部門の言葉を入れました。進行管理のページなら案件の進み具合・工数・納期、経理のページなら売上・経費・資金繰り、という具合です。サービスの名前を知らない人は、自分の仕事の言葉で探すと考えたからです。何のページかが、題だけで分かるようにしました。

説明文には、4 つのことを入れました

説明文には、次の 4 つを入れる形にしました。

サービスのページの説明文に入れた 4 つ
  1. 何をそのページの部門で集める数字や記録(商談、案件の進み具合、売上など)
  2. どうやって入力の仕方(チャットで答える)
  3. どこで見る集めた数字を見る場所(事務所の大きな画面など)
  4. 誰向けどんな会社の、誰に向けた道具か

トップの説明文だけは、最後に「まず資料でご確認ください」と、次にしてほしいことを書きました。説明文の最後に次の一歩を書くかどうかは、ページごとに決めます。

案の中には、強い言い回しが混じった説明文もありました。月末の集計の手間を、大げさな言葉で言い表したものです。説明文は、ページを開く前に読まれる約束のような文です。ページの中に書いていないことや、言い切れないことは書きません。

良い題と説明文の例

次の例は、この記事のために書いたものです。

よくない例 よい例
題 株式会社〇〇|トップページ 金属部品の試作と小ロット加工|株式会社〇〇(名古屋)
題 サービス|株式会社〇〇 事務所のネットワーク工事の料金と進め方|株式会社〇〇
説明文 株式会社〇〇の公式サイトです。お気軽にお問い合わせください。 名古屋の金属加工の会社です。試作 1 個から 100 個までの加工を、図面をいただいてから 3 営業日でお見積もりします。

よい例の説明文に入っている数字(1 個から 100 個、3 営業日)は、ページの中に同じことが書いてある場合だけ使えます。説明文だけに書かれた約束は、ページを開いた人を迷わせます。

書き直す順番

すでに公開しているサイトの題と説明文を直すときは、次の順に進めます。

題と説明文を直すときの順番
  • サイトの中で、同じ題や同じ説明文を使っているページを探す
  • トップ、サービスのページ、料金、問い合わせのページから先に書き直す
  • 題は、何のページかを表す言葉を前に、会社名を後ろに置く
  • 説明文は、誰向けか、何が分かるかを最初の方に書く
  • ページの本文の最初の段落も、説明文と食い違わないように直す
  • 直した日を控えておき、数週間後に、検索の結果で押された回数を前と比べる

最後の比べ方には、Google の Search Console を使います。ページごとに、検索の結果に出た回数と押された回数を見られます。押された割合はクリック率(CTR)と呼びます。検索の結果に出る回数を増やす取り組み全体は、用語集の SEO の項目にまとめています。

サイトを作るときに、ページごとの題と説明文を管理画面から書けるようにしておくと、公開したあとも直しやすくなります。当社のAI顧客管理マーケティングシステム構築では、サイトの文言・サービス・事例・記事を管理画面から直せる作りにしています。

よくあるご質問

ページの題に、会社名は入れた方がよいですか?
入れてよいのですが、短く、題の頭か終わりに置きます。Google の文書は、どのページにも同じ長い言葉を入れると、検索の結果に複数のページが並んだときに重なって見えると書いています。何のページかを表す言葉を、会社名より先に置きます。
説明文(メタディスクリプション)は、何文字までですか?
Google の文書では、長さに決まりはありません。検索の結果では、画面の幅に合わせて途中で切られます。最初の方に、そのページで答えていることを書いておけば、切られても意味が通ります。
説明文を書いたのに、検索の結果に違う文が出ます。
Google は、検索の結果の説明(スニペット)を主にページの中身から作ります。説明文の方がページをよく表しているときに、説明文を使うことがあります。検索した言葉によって、出る文が変わることもあります。本文の最初の段落を、説明文と同じくらい分かりやすく書いておきます。
すべてのページに、別々の説明文が要りますか?
要ります。同じ説明文をすべてのページに入れると、検索の結果でどのページを開けばよいかが分かりません。書く時間が無いときは、トップ、サービスのページ、料金、問い合わせの順に先に書きます。

出典・参考にした資料

  1. Google 検索セントラル「Google 検索結果のタイトルリンクに影響を与える」
  2. Google 検索セントラル「検索結果のスニペットを管理する」

この記事を書いた人

小野 隆士ドットシンク株式会社 代表取締役

システム開発会社の会社員、Web 制作の個人事業主、不動産営業、Web 制作会社の役員を経て、CRM 事業を軸にドットシンク株式会社を起業。自社の営業と事務の仕事に AI を使い、そのやり方を AI研修と AI伴走支援でお客様の会社に持ち込んでいます。デジタル庁 デジタル推進委員(2024 年 7 月任命)。

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