サイトを公開する前に、サイトの外でそろえておくものがあります。地図の検索に出る Google ビジネスプロフィール、Search Console とサイトマップ、LINE の入口と登録の特典、名刺の 4 つです。お客様の声と実績の数字は、載せ方を先に決めておきます。どれも、サイトが仕上がるのを待たずに始められます。
2026 年 8 月 18 日に、名古屋で立ち上げて間もない結婚相談所の代表の方と、サイトの作り直しの続きを始める打ち合わせをしました。3 月から相談を受けている案件です。この日に決めたこと、私が勧めたことを、ほかの店や小さな会社でも使える順に並べ直しました。
公開の前にそろえたもの
| そろえるもの | この日の時点の状態 | 先にそろえる理由 |
|---|---|---|
| Google ビジネスプロフィール | 先に設定済み。店の名前で検索すると写真付きで出る | 店の名前で検索した人に、検索の結果や地図で表示される |
| Search Console とサイトマップ | 登録とサイトマップの送信は済み。アクセス解析も入れる | 検索にどう出ているかを、公開した日から記録できる |
| LINE の入口 | 何を LINE でするかを、代表の方が次回までに整理する | 相談の予約の入口にする |
| 名刺 | サイトの完成を待たずに作ってよいと伝えた | 交流会で配り始められる |
| お客様の声と実績の数字 | 声は数件たまってから載せる。実績は出典を書く | 許可の無い声や、出典の無い数字は載せられない |
Google ビジネスプロフィールは、サイトより先に作りました
Google ビジネスプロフィールは、Google の検索や地図に出る店の情報です。この相談所では、サイトより先に設定しておき、打ち合わせの日には、店の名前で検索すると写真付きで出る状態になっていました。表示が整うまでに 1〜2 か月かかることもあると私は考えていたので、早めに設定しておきました。Google のヘルプでは、オーナー確認の審査に 5 営業日ほどかかり、まれにそれより長くかかるとされています。
営業時間は、まだ決まっていなかったので、仮の時間で入れていました。正式な時間が決まったら直す、と打ち合わせで確かめました。プロフィールの営業時間は、検索した人がそのまま信じて電話をする情報です。仮の情報を入れるときは、直す日を決めておきます。今後は、クチコミを集めていくことも話しました。
Search Console とサイトマップは、公開の日から記録を取るために
Search Console の登録と、XML サイトマップの送信は済ませていました。Google の文書によれば、サイトマップを送っても、Google に場所を知らせるだけです。すべてのページが読まれる保証にはなりません。それでも、Search Console のサイトマップのレポートで、いつ読まれたか、読み込みで困ったことが起きていないかを確かめられます。アクセス解析の道具も入れて、公開した日から数字をためることにしました。
LINE を相談の入口にして、登録の特典を用意します
この相談所が見る数字は、LINE の登録の数と、LINE から無料の相談の予約につながった割合です。入口の流れは、次のように決めました。
- SNSInstagram や X で相談所を知る
- サイトサイトで、流れ・料金・代表の考えを読む
- LINE 登録LINE の友だちに登録し、特典を受け取る
- 相談の予約LINE か問い合わせのフォームから、無料の相談を予約する
LINE 公式アカウントでは、画面の下に固定のメニュー(リッチメニュー)を置いたり、クーポンを配ったりできます。どこまでを LINE で行うかは、代表の方が次の打ち合わせまでに整理することになりました。
登録の特典には、A4 で 1 枚の「結婚診断チェックリスト」の PDF を配る案を出しました。登録した人がその場で受け取れて、相談の前に自分の状況を整理できるものです。打ち合わせの中で、ChatGPT を使ってその場で下書きを作ってみせました。このように、登録や連絡先と引き換えに渡す資料をリードマグネットと呼びます。下書きは AI に作らせても、渡す前に代表の方が中身を確かめます。
Instagram は、今のアカウントの投稿が止まっていて、方向を見直すためにアカウントを作り直すかどうかを考えている段階でした。今のアカウントにはフォロワーがいるので、そのまま続ける道もあります。どちらにしても、サイトからのリンクは差し替えられます。
名刺は、サイトの完成を待たずに作ります
名刺は、無料のひな形を使えばすぐに作れるので、サイトの完成を待たずに作ってよいと伝えました。載せるものは次のとおりです。
- お名前と肩書き(代表、相談の担当など。何と書くかは代表の方が決める)
- 顔写真(交流会で会った人に、あとで思い出してもらうため)
- LINE の QR コード
- メールアドレスとサイトの URL
- 電話番号は、載せるかどうかを決めてから
交流会で名刺を受け取った人は、あとで名刺を見て「誰だったか」を思い出そうとします。顔写真と LINE の QR コードがあれば、思い出したその場で登録までできます。
お客様の声と実績の数字は、載せ方を先に決めます
ご成婚された方の声は、今はサイトに出していません。1 件だけでは載せず、数件たまってから載せると決めました。活動の流れは 6 つの段階があるので、トップには入会までの流れだけを短く載せ、詳しい流れは初めての方向けのページに書くことにしました。トップに全部を書き込むと、読まれなくなるからです。
実績の数字は、加盟している結婚相談所の連盟のデータを使い、出典を書きます。出典があれば、読んだ人は、誰の数字かを確かめられます。
コラムや SNS で写真や文章を借りるときの決まりも話しました。有名な人の写真は載せない。本や映画の文章を使うときは、自分の文章を中心にして、借りた部分は短くし、出典を書く。歌の歌詞は使わない。迷ったら載せない。この 4 つです。
公開の前の確認は、紙で
公開の前の文章の確認は、全ページを PDF にして送り、印刷して赤で書き込んでもらう形にしました。書き込みは、消したい所にバツを付けるだけでも構わないと伝えました。直した文章と画像は当社が受け取り、サイトに反映します。
サイトの外の入口、問い合わせのフォーム、LINE の登録の数は、同じ表で毎月見られるようにしておきます。どこから相談が来ているかが分かるからです。フォームと見込み客の記録をサイトの中にまとめる仕組みは、当社のAI顧客管理マーケティングシステム構築で作っています。



