投稿が止まった SNS のアカウントは、すぐに消さずに、4 つを確かめてから扱いを決めます。見ている人(フォロワー)、アカウントの名前、過去の投稿の中身、ログインできる人です。選ぶ道は、続ける、休んでいると示す、作り直す、の 3 つです。作り直すなら、サイト、名刺、Google ビジネスプロフィールのリンクを同じ日に差し替えます。
2026 年 8 月、開業前の相談所の方と、止まっている Instagram の扱いを話しました
当社は、名古屋で結婚相談所を始める方のサイトづくりを手伝っています。2026 年 8 月は、開業に向けて、止まっていたサイトづくりを再開したところでした。2026 年 3 月に当社が作った計画では、Instagram を 2 つの役目に置いていました。サイトを見る前に、相談所の雰囲気を確かめてもらう場所と、LINE の友だち登録への入口です。
8 月 18 日の打ち合わせの時点で、もともとあった Instagram のアカウントは、投稿が止まっていました。相談所の方は、発信の方向を見直すために、アカウントを作り直すことも考えていました。一方で、今のアカウントにはフォロワーがいるので、そのまま続ける道もあります。私からは、どちらに決めても、サイトからのリンクは差し替えられるとお伝えしました。作り直すかどうかは、相談所で決めていただく宿題にしました。
この日の打ち合わせのほかの話は、開業前にサイトの外でそろえたことの記事に書いています。
決める前に、止まったアカウントの 4 つを確かめます
続けるか作り直すかは、好みではなく、アカウントに残っているもので決めます。確かめるのは次の 4 つです。
| 確かめること | 見る所 | 続ける理由になるとき | 作り直す理由になるとき |
|---|---|---|---|
| 見ている人 | フォロワーの数と、その中のお客様や取引先 | お客様や取引先が見ている | ほとんどが関係のない人 |
| アカウントの名前 | ユーザーネームと表示名 | 今の会社名やブランドと合っている | 前の屋号や、方向の違う名前のまま |
| 過去の投稿 | 最後の投稿と、上に固定した投稿 | 今も通じる写真や話が多い | 古い料金や終わった企画が目立つ |
| ログインできる人 | 登録のメールアドレス、パスワードの管理 | 会社のアドレスで、会社が管理している | 辞めた人の個人のアドレスのまま |
4 つ目は、どの道を選ぶ前にも直します。辞めた担当者の個人のアドレスで作ったアカウントは、パスワードを忘れたときに、誰も取り戻せなくなります。
続ける・休む・作り直すの 3 つから選びます
続ける
- 再開の投稿で、止まっていた間のことと今の様子を伝える
- プロフィール文とリンクを今に合わせる
- 投稿の題材と担当者を先に決める
休んでいると示す
- プロフィール文に、投稿を休んでいることを書く
- 問い合わせはサイトで受け付けていると書く
- 古い料金の投稿があれば、直すか外す
作り直す
- 新しいアカウントを会社のアドレスで作る
- サイト・名刺・地図の情報のリンクを同じ日に差し替える
- 古いアカウントで、新しいアカウントを案内する
続けるなら、最初の投稿は、止まっていた間のことを説明する投稿にします。開いた方は、最後の投稿の日付を見て、今も営業しているかを確かめるからです。続ける前に、誰が、何を、月に何本投稿するかを決め、SNS 運用の体制を決め直します。外の会社に投稿を頼むときに決めることはInstagram を外に頼む前の記事に、社内での仕事の分け方は少人数の会社の運用の分け方の記事にあります。
休んでいると示すのは、続ける人も作り直す時間もないときです。プロフィール文に、投稿を休んでいることと、問い合わせはサイトで受け付けていることを書きます。止まったまま何も書かないと、開いた方には、休んでいるのか、会社がもう無いのか、見分けがつきません。
作り直すなら、新しいアカウントを作ってから、古いアカウントの扱いを決めます。古いアカウントを先に消すと、名刺や印刷物に載せたリンクが行き止まりになります。
作り直すなら、入口のリンクを同じ日に差し替えます
差し替えるリンクは 2 種類あります。アカウントの側からサイトへ向けたプロフィールのリンクと、ほかの場所からアカウントへ向けたリンクです。後者は、思っているより多くの場所にあります。サイトのヘッダーやフッター、名刺、パンフレット、メールの署名、LINE のプロフィール、地図や検索に出る Google ビジネスプロフィールです。Google ビジネスプロフィールには、SNS ごとに 1 つずつリンクを載せられます(地域によっては使えない機能です)。
- 会社のサイトのヘッダー・フッター・お問い合わせのページ
- Google ビジネスプロフィールの SNS のリンク
- メールの署名
- LINE 公式アカウントのプロフィール
- 次に刷る名刺とパンフレットの原稿
- 古いアカウントのプロフィール文(新しいアカウントを案内する)
刷ってある名刺やパンフレットは、すぐには直せません。そのため、古いアカウントは消さずに、プロフィール文で新しいアカウントを案内しておきます。消すか残すかの扱いは、サービスごとの決まりがあるので、そのサービスのヘルプで確かめてから決めます。
投稿が止まった理由を書き出してから、再開します
どの道を選んでも、止まった理由を先に書き出します。写真や話題の材料が無かったのか、担当者がいなくなったのか、何を発信するかが決まらなかったのかで、手当てが違います。
当社も以前、投稿文の下書きを AI に作らせ、時間を決めて予約で投稿する道具を試していました。下書きと予約で手間は減りますが、写真や話題の材料は、会社の中からしか出てきません。止まった理由が材料なら、道具を足す前に、材料を出す人を決めます。
SNS から来た方がサイトのどのページを読み、問い合わせに進んだかを記録する仕組みは、当社のAI顧客管理マーケティングシステム構築でも作っています。



